ホーム > 「食と農の研究メールマガジン」 > バックナンバー > 「食と農の研究メールマガジン」第23号(2008年3月1日) > スギ厚物構造用合板を利用した安心な家づくり


厚さ28mmのスギ構造用合板を張った2階床構造(写真左)、
下から見上げたところ。美しいスギ合板を「現し仕上げ」にするため天井を張らない。(写真右)
私どもポラスグループは、主として木造軸組工法による住宅の建設と、他の工務店が用いる部材のプレカットを行っております。当社の住宅建設は年間約2,000棟以上、プレカットは年間15,000棟と、トップクラスの実績を誇っております。
当社が手がける住宅は、地震では絶対に倒壊させないとの方針で、とくに耐震性の向上に力を入れてきました。耐震性を向上させるためには、筋違いや合板を張った耐力壁をできるだけ多く用いることも重要ですが、それだけでは片手落ちで、床を強固にすることが重要です。そのため、当社では他社に先駆けて、床に厚さ12mmの構造用合板を張った剛床構造を採用してきました。
そのような折、森林総合研究所において厚さ24mm、あるいは28mmのスギ構造用合板を張ったより強固な床構造が開発されたと聞き、早速当社の住宅に取り入れさせていただきました。最初は、合板が厚くなる分だけコスト高になるという懸念があったのですが、床鳴りのクレームなども減少して、結局、営業経費も含めたトータルコストは割安になりました。歩行時にまったくたわみを感じさせない頑丈さ、上下階間の高い遮音性、耐火性など、お客様から高い信頼をいただいております。
現在では、他社も含めて新築の木造住宅の約70%がこの床構造を採用していると聞いております。当社が他社に先駆けて採用したのは間違いなかったと自負するとともに、構造用合板をもっと活用していきたいと考えています。
(ポラテック株式会社 プレカット事業部 取締役事業部長・北大路康信)

当社が誇る日本最大のプレカット工場