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ホーム > 刊行物 > 農林水産研究開発レポート > 水田・畑輪作体系を進める効率的な新技術、1ページ目


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水田・畑輪作体系を進める効率的な新技術

はじめに

農林水産省農林水産技術会議では、国民に広く農林水産分野の研究開発についてご理解いただくため、農林水産研究開発レポートを発行、配布しています。

平成17年10月、農林水産省は、(1)担い手に対して施策を集中する品目横断的経営安定対策の創設、(2)これと表裏一体の関係にある、米の生産調整支援対策の見直し、(3)農地・水などの資源や環境の保全向上を図るための対策の創設を内容とする「経営所得安定対策等大綱」を決定しました。

この中で、これまでのような全ての農業者の方を一律的に対象として、個々の品目毎に講じてきた施策を見直し、19年産からは、意欲と能力のある担い手に対象を限定し、その経営の安定を図る施策(品目横断的経営安定対策)に転換することとしています。担い手に対象を絞り、経営全体に着目した対策に転換するという点で、戦後の農政を根本から見直すものとなっています。なお、この品目横断的経営安定対策は、全ての農産物を対象とするものではありません。担い手を中心とする農業構造の改革が遅れている、複数の作物を組み合わせた営農が行われている、諸外国との生産条件の格差があるといった観点から、土地利用型農業の米、麦、大豆、てん菜、でん粉原料用ばれいしょを対象としています。

今後、品目横断的経営安定対策を進め、集落営農の組織化などを含めた担い手の育成・確保を図るためには、複数の作物を組み合わせた営農、即ち輪作営農のトータルの効率や生産性を向上させ、生産コストの低減を図っていくことなどが重要で、これらに資する技術の開発、実用化、普及が期待されています。また、農地・水などの資源や環境の保全向上を図るためにも、雑草や病害虫の抑止に有効な輪作体系に係る技術は重要です。

そこで本レポートでは、経営所得安定対策等の推進に資する観点から、土地利用型農業生産の場面において、担い手の経営安定に寄与する水稲・麦・大豆の水田輪作体系、ばれいしょ、てん菜、大豆、小麦を含む寒冷地の畑輪作体系、環境に配慮した暖地・温暖地の畑輪作体系に関する技術の開発状況を取りまとめることとしました。

なお、経営所得安定対策等大綱の詳細については、農林水産省のホームページで広報しています

 

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